プラサード書店

 PRASAD books

プラサード書店は1977年に東京・西荻窪で本屋として開業しました。自然生活、癒し、精神世界などを中心に扱う本屋でした。専門書店ではない日本初のセレクト・ブックショップでした。本の出版もしました。1994年にプラサード書店は本屋を閉め、姉妹店「ナワプラサード」に本屋は引き継がれています。

渡辺眸『遊行め』を出版することで、2024年、プラサード書店が出版社として蘇りました。

 渡辺眸さんは最近自宅近くのスタジオを閉め、フイルムや紙焼きなど写真類は倉庫を借りて引っ越していた。引っ越し先の荷物はまだ未整理のままで、私は、その倉庫に2025月から翌年2月まで毎月3日~7日間をかけて、フィルムや紙焼きなど原版の探索収集に通うこととなった。編集者役というより写真事務所のスタッフのお役目であった。そのおかげで、収録したい写真のイメージは膨大に増え、作り直し続けたモックアップの第6版は500ページを超えてしまった。選びに選んで、ようやくこのような内容にたどり着いた。すでに、眸さんの代表作と呼ばれる写真作品集は1960年代から1970年代初頭のものがいくつもある。この本では1970年代半ばの「コミューン」を取材した作品から始めることにした。

     (槇田きこり但人、序文より)


写真誌 

渡辺眸 

遊行め

Yugyoume, 

or Hitomi On The Road  

Watanabe Hitomi  Photography

発売: 2024年5月26日の予定

掲載写真: 522点

344頁、全頁4色刷り

A4・縦形並製

PUR製本

カバー装

造本: 中山銀士

定価: 4000円+税

 (WEB注文は送料サービス)

発行: プラサード書店

 山梨県富士吉田市

上吉田7-11-3

〒403-0005

 phone+fax: 0555-24-8943 

info[a]prasadbooks.jp

(スパム防止のため@を[a]に変えています )

新宿番外地:笠井叡ほか 1967~1969

東京のテキヤ

アングラ東京:告陰/ゼロ次元ほか

東大全共闘・安田講堂 1968~1969

西方巡礼:ネパール・インド

九州のコミューン 1970年代

ラジニーシ(和尚)アシュラム

別府の長松寺と山田龍宝

国東と宇佐の神々の声を聞く女たち

C+Fコミュニケーションズ

原発サラバ記念日 1988

いのちの祭り'88 in 八ヶ岳

ウエルカム・トー・ヤポネシア:

アレン・ギンズバーグ+ナナオ/

ティク・ナット・ハン/ほか

バリ島:花の祈り  ロンドン徘徊

グローバル・フレンズ:小田まゆみ/

鶴田静/松田隆智/おおえまさのり/

星川淳/天空楽団/土取利行/ほか

寄稿文:William Marotti/大竹昭子

渡辺眸『遊行め』制作の出発点は、この時だった。

2016年1月10日、東京・西荻窪の「ほびっと村学校」で開いた【カウンターカルチャー・アーカイブ「私の青空」第5回:渡辺眸物語】だ。1960年代に青春を送った先輩方から話を聞くシリーズ。

渡辺眸物語は当然だが、写真の数々をスライドショーで観ながらの話だった。そのスライドショーはYouTubeにアップしている。

講座でスライドを観ながらの眸さんの話しも動画で撮影している。いずれ公開したいと思う。


長沢哲夫 詩集

『手のひらに 虹の 長い尾羽根が まわっている』 

プラサード書店 1983年刊  1900円+税

在庫在ります。当サイトからご注文受けます。

詩:長沢哲夫(ナーガ)

解説:山尾三省(サンセイ)

挿画:高橋正明(アニキ)

装丁:中山銀士

ナーガが諏訪の瀬島で暮すなか詩はあまり書いていなかった。事故で鹿児島市内に入院しているときに詩を書き溜めた。ナーガの初の詩集となった。